治療の方法や流れ

診断から治療まで

女性の更年期障害の定義は、今の医学では曖昧となっています。 多くの病院では年齢が該当し、検査の結果特定できる病気がないにも関わらず不定愁訴の症状がみられる場合、更年期障害と診断されます。

診断には、除外診断・診断的投薬法・血液中のホルモン測定などが使用されます。 これらの方法で診断し、治療に入るというわけです。 主原因が女性ホルモンの減少という点から、女性ホルモンを補充する補充治療と、特定の症状を緩和する対処治療があります。

ホルモン補充する方法は、重傷のケースには非常に効果的なものです。 それに対して対処療法は、症状を緩和するものです。

頭痛薬、睡眠導入剤、抗精神薬などが主なもので、このなかでうつのは抗うつ薬が使用されることもあります。 うつの症状が強い場合には、心理療法が行われます。

西洋医学と東洋医学の違い

治療法としては、西洋医学的にはホルモン補充が主なものです。 他の薬物治療としては、自律神経薬、向精神薬、漢方薬の投与があります。 心理療法という方法もあります。

カウンセリングなどの心理療法となりますが、更年期障害からのうつ病の場合は、心理療法が主になります。

東洋医学では、漢方薬を使用します。 病院では、更年期外来というところで診察を受けることができますが、ここではうつの検査も行っている病院もあるようです。

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