まずは、あなたの症状を確認

人によって違う症状

女性の更年期障害は、閉経前後からの女性ホルモンの急激な減少によって、自律神経、脳、骨、血管に影響を及ぼしますが、これらはある時期を過ぎると治まると言われています。 あらわれる症状は人によりさまざまで、個人差があります。

一般的に言われている症状としては、動機・めまい・発汗・のぼせ・頭痛・イライラ・肩こり・疲労感などといった心身の不調です。 これらは、閉経の前後10年間に出ているようです。

また、悪化させる要因の一つとして、本人の性格も重要なこととなっています。 完璧主義で几帳面な性格の人ほど、悪化すると言われているようです。 時期は、環境も変化しがちです。

特に家族からの環境の変化が、ストレスとなり病状を悪化させ、時にはうつにまで陥ることも多いようです。

一番多いのは睡眠障害

更年期障害の状態が辛くてアルコール依存症になる人もいます。 一種のうつの状態です。 うつの症状はどんなものがあるでしょうか。 一番多いのが睡眠障害です。

更年期障害からの症状として、寝付きが悪い、夜中に目が覚めて眠れない、朝から倦怠感がある、いつも疲労感がある、落ち着かずじっとしていられないなどといった症状があれば、軽いうつの状態かもしれません。

更年期障害からの症状とは違うものとしては、憂鬱感・悲哀感がある、いつも不安でたまらない、やる気がでない、考えがまとまらず的確な判断ができない、自信喪失、自殺願望などがあります。

このような状態ですと、本格的に病院での治療が必要になってきます。 しかし、更年期の時期でも、同じような症状を訴えることもあるので、慎重な判断が必要となります。

inserted by FC2 system